自分自身のパフォーマンスを最大化する
メンタルコーチの宇佐美円香です。
自分自身のパフォーマンスを最大化する
メンタルコーチの宇佐美円香です。
『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします。
相談内容はこちらです。
今、自分自身のことでとても悩んでいます。
そのきっかけは主人から「もう前のような好きな気持ちがなくなってしまった」と言われたことでした。
主人はとても優しい人で、結婚してからもずっとずっと私のことを大切にしてくれていました。ですが、私はいつも自分のことばかりで、全然愛を受け取れず、それを返すということも全く出来ていませんでした。
私自身、もう何十年もずっと生きずらさを感じで生きてきました。自己肯定感がとても低いことや自分を嫌いなこと、なぜか分からない寂しさや悲しみのようなものもずっとあり、生きているのが苦しくて死んでしまいたいと思うことも多々ありました。
私はこういった沢山の心の荷物を抱えたまま結婚し、主人に好きと言ってもらうことで自分自身の寂しさを埋めてもらったり、何とか立ってこられたんだと思います。そして、主人ももうそんな私が重すぎて、背負い切れなくなってしまったんだと思います。
自分自身が背負っている問題を解決していかない限り、夫婦問題も子どもとの関係も全て良くならないことはよく分かっています。でもどうやってこの沢山ある心の荷物を整理していけばよいのか分かりません。
私のような重たい人間が居なくなれば、夫も子どもたちも幸せに暮らせるのではないかとすら考えたりします。
アドバイスよろしくお願い致します。
ご相談ありがとうございます。
私も過去に元夫から同じことを言われたことがあるので、お気持ちよく分かります。
人生ってなんでこんなにハードモードなんだ!と思っていた時期が長かったです。
>主人はとても優しい人で、結婚してからもずっとずっと私のことを大切にしてくれていました。ですが、私はいつも自分のことばかりで、全然愛を受け取れず、それを返すということも全く出来ていませんでした。
>私自身、もう何十年もずっと生きずらさを感じで生きてきました。自己肯定感がとても低いことや自分を嫌いなこと、なぜか分からない寂しさや悲しみのようなものもずっとあり、生きているのが苦しくて死んでしまいたいと思うことも多々ありました。
という文面から、寂しい・悲しいという思いが滲み出ていらっしゃいますね。自己否定(自分責め)もかなり激しいように感じます。
母親のお腹の中(臍の緒を切られた瞬間)から出てきた時に感じる感情が「寂しさ」です。母体というのは、私たちにとって最も安心と安全を与えてくれる場で、母体に帰りたいという欲求が生じます。例えば、小さい子供が暗くて狭いところを好むのは、母親のお腹の中をイメージするからです。
寂しさは、私たちが本当に感じたくない感情なので、強烈に忌み嫌っています。寂しさから人に対して「嫉妬」や「攻撃性」を持つ事もあります。
「本当は繋がっている」ということを思い出すことです。要するに、「繋がり」が寂しさを癒してくれます。
勘違いしてはいけないのが、今すぐ誰かに繋がることではないということです。なぜならもうすでに繋がっているからで、本当は繋がっていることに気がついていないのです。
さらに、繋がりに気がつくためには「自分自身と繋がる」ことが必要になってきます。何事も、自分にできないことには他人にはできないので…。自分との繋がりは自分で取り戻していきましょう。
具体的には、過去の生育歴等を踏まえ、相談者さんがどんな出来事が原因で寂しさや悲しみを感じるようになったのかを掘り下げて、自己理解していき、イメージワーク等を通して寂しさや悲しみを癒すことになると思います。
寂しさだけ取り上げていますが、悲しみも同じアプローチでOKです。
抑圧された感情もたくさんあると思いますので、カウンセラーやコーチなどの力を借りた方が圧倒的に早く抜け出せます。
(抑圧についてはこちらの記事が詳しいです↓)
「人と繋がる」には、自分から愛を与え、受け取ることが大切です。
とは言っても、愛を与えられる・受け取れる自分の土台がないとできません。その土台は私の記事でほぼ毎回のように登場している「自己基盤」です。
ご自身の気持ちを寂しさや悲しみだけでなく、全ての感情を感じきり、今の自分を理解することができた上で、そんな自分を否定しないことです。
今の自分は寂しくて悲しいと思ってしまう状態なんだな〜
まぁ仕方ないや。
みたいな感じで、認めて受け入れてしまいましょう。
これを地道に続けていくことで、いわゆる「自分を知る・認める」ステージが完了します。
無理矢理やるのはしんどいので、無理のない程度に続けていきましょう。その頃には生きづらさが解消されてきていると思います。
「与える」とは、相手が喜ぶことをしてあげて、このことに喜びを感じられる状態のことで、相手からの見返りは求めません。「愛する」ことの1つです。
「受け取る」とは、相手の思い(愛)に心から感謝して喜ぶことで、これもまた「愛する」ことの1つです。
「与えること=受け取ること」だと言われています。
与えることと同じことをしていますが、相手からの見返りや反応に気を取られている状態です。相手が喜んでくれないと悲しかったり、寂しかったりします。(他人軸)
与えることと同じことをしていますが、「本当はしたくないけれど、しないと嫌われる・怒られる・変な目で見られる・離れてしまう」などの怖れから行動するので喜びがありません。
「〇〇をしてあげるから××してね」という心理。例えば「あなたのために尽くすから、私を愛してね」など。行為は「与える」と同じだが、そもそもの心のベースが全く異なります。
相手の愛情を自分本位に受け取ることです。相手の好意を当然だと思ったり、不足や不満を感じたりするなど感謝できない状態です。
①まず自分に与える(自己基盤を作る)
②人に与えた分だけ受け取る事ができる
③人から受け取った分だけ与えられる
ここまできたらかなり気持ちのよい関係になれると思いますよ。
・あなたは旦那さんに何を与えてあげたいでしょうか?
・旦那さんかそれ以上に大切にしたい「自分自身」には、あなたは何を与えることができますか?
自己基盤が整ってきたら、ぜひ考えてみてくださいね。
自己基盤については以下の記事が詳しいので、ぜひ参考にしてください。
自分自身でじっくり考えて乗り越えていくのも良いと思いますし、カウンセラー、コーチやコンサルを一時的につけて自身の心の荷物を降ろすことにコミットしていくと、相談者様自身も、そして周りの状況・環境も変化していきます。
ご相談いただきありがとうございました。
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