自分自身のパフォーマンスを最大化する
メンタルコーチの宇佐美円香です。
夫婦仲修復のためのコーチング・コンサルを2年ほど行い、過去のクライアントさんの8割が自分の希望する道へ進んでいます。(修復した方6割、自ら離婚したくなった方2割、修復中2割)
自分自身のパフォーマンスを最大化する
メンタルコーチの宇佐美円香です。
夫婦仲修復のためのコーチング・コンサルを2年ほど行い、過去のクライアントさんの8割が自分の希望する道へ進んでいます。(修復した方6割、自ら離婚したくなった方2割、修復中2割)
『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします。
相談内容はこちらです。
初めて相談させて頂きます。
先ず簡単な自己紹介から・・・私は、過干渉・不機嫌で周りを支配・否定癖を持つ母と、我関せず・マイペースな父に育てられた30過ぎの長女(弟あり)です。私は幼少期から母の愚痴聞き兼癒し担当でした。
私は反抗期がなく、自己否定&他人軸がデフォルト。人と接するのは割と好きですが、結構な人見知り。仕事でもプライベートでも、私の時間と精神を搾取する人に奉仕する傾向がありました。ワークを通じて母にできなかった(満たしてあげられなかった)ことを、他の人を使って達成しようとしていたのだなあと思うと同時に、「相手を私の力で変えてあげたい」という支配欲・歪んだ正義感を持ち合わせていたと思います。(今は少しずつ境界線を引けていると思います。)
根本先生やお弟子さんのブログを読み漁り、半年前から自己肯定感を上げるためにワークに取り組み、なんとか自己否定界から自己肯定界へ転生、実家を離れ一人暮らし再開、モラ&セクハラの職場(営業ですが調整や事務がメイン)を退職、働いてみたい職場(在宅営業職)から内定を頂き、自己肯定感を上げるって最高~!と思っていた矢先。転職先の仕事内容(テレアポ)と社風(コンプラガチガチ)が合わず退職・・。
自己理解が甘かったと思っており、今は自己理解ワークに再度取り組んでおります。半年前には見えなかった怠惰・ビビり・忍耐力ない等 私の嫌な性質に「これが私、これも私」とぼそぼそ呟きながら向き合い、今は少しずつ「まあそれが自分だし、しゃあないね~」と許容できつつあります。
ところが!そこで「誰かの問題を解消したくない」「人と接したくない」という自分が出てきたのです。この価値観は私の大黒柱を形成していたため、現在私の中は絶賛混乱状態。このような状態の時は癒し・好き嫌いワークだ!と取り組んで紐解こうとしているものの、相変わらず「誰かのためにとかしんどい」「人と接したくねえ」と動けない自分がおります。
自分に今何が起きているのか・・・この状態が続くとまたも自己否定界に戻りそうで不快です。自己肯定が高まったと感じていたのは仮初だったのでしょうか?何より、この状態を抜け出すために、今の私に必要なもの・・取り組むべきことは何でしょう?
情報がとっ散らかった感が否めないのですが、お力をお貸しいただけると大変うれしいです。
ご相談ありがとうございます。
私自身も私は、過干渉・不機嫌で周りを支配・否定癖を持つ母と、我関せず・マイペースな父に育てられた30過ぎの長女です。笑
>先ず簡単な自己紹介から・・・私は、過干渉・不機嫌で周りを支配・否定癖を持つ母と、我関せず・マイペースな父に育てられた30過ぎの長女(弟あり)です。私は幼少期から母の愚痴聞き兼癒し担当でした。
とのことで、私も妹がいるというのが異なるだけで、全く同じ状況(なんなら母方祖母の愚痴まで聞いて癒していた)だったということで回答させていただくことにしました。
>私は反抗期がなく、自己否定&他人軸がデフォルト。人と接するのは割と好きですが、結構な人見知り。仕事でもプライベートでも、私の時間と精神を搾取する人に奉仕する傾向がありました。ワークを通じて母にできなかった(満たしてあげられなかった)ことを、他の人を使って達成しようとしていたのだなあと思うと同時に、「相手を私の力で変えてあげたい」という支配欲・歪んだ正義感を持ち合わせていたと思います。(今は少しずつ境界線を引けていると思います。)
きちんとセッションしてみないとなんとも言えませんが、ここから推測できるのが
あたりですね。
そんな観点から私なりのアドバイスをさせていただきますね。
これ、私自身も長らくいろんな方から言われてきたのですが
いつも頑張っているよね!いつも行動的だよね!いつも誰かに尽くしているよね!
なんて言われませんか?言われていないとしても、上記の相談文だけで、それがものすごく伝わってきます。頑張っているご自身に気づいていますか?
相談者さんにとって
いやいやそのくらいみんなできるでしょう
ということが、実は他の人からしてみたらものすごいレベルのことだったりすると思いますし、何より「ずっと頑張って生きてきたのだ」と自分で認めることから始めていきたいですね。
>根本先生やお弟子さんのブログを読み漁り、半年前から自己肯定感を上げるためにワークに取り組み、なんとか自己否定界から自己肯定界へ転生、実家を離れ一人暮らし再開、モラ&セクハラの職場(営業ですが調整や事務がメイン)を退職、働いてみたい職場(在宅営業職)から内定を頂き、自己肯定感を上げるって最高~!と思っていた矢先。転職先の仕事内容(テレアポ)と社風(コンプラガチガチ)が合わず退職・・。
これなんかも、頑張りすぎです!
自己肯定界へ転生したというよりも「自己肯定感について学んで、自己分析できるようになり、自己肯定感が高い人のモデルに自分を近づけられるような能力を身につけた」ような感じじゃないですか?
しんどいでしょう!とはいえ、私も長らくその状態でしんどくなっていました。自分では自己肯定感が上がったと思ってしまうんですよね。笑
変わらねば!頑張らねば!と一生懸命になっていませんか?
しんどい→自分が頑張って変わるしかない→頑張る→しんどい…
という負のループになっているような気がしますが、いかがでしょうか?
私のブログではお馴染みのワードとなりましたが、自己肯定感を高めるには「自己基盤」をきちんと作ることが大事です。
>自己理解が甘かったと思っており、今は自己理解ワークに再度取り組んでおります。半年前には見えなかった怠惰・ビビり・忍耐力ない等 私の嫌な性質に「これが私、これも私」とぼそぼそ呟きながら向き合い、今は少しずつ「まあそれが自分だし、しゃあないね~」と許容できつつあります。
自己理解のワークに取り組まれているとのことで、非常に頑張り屋さんだ!!とも思うのですが、自己理解って結構疲れるので、自分が頑張らない程度に自己理解を進めていくのがおすすめですよ。
私って弱いんだ…
というのを受け入れつつ、自己理解や今自分が何を感じているかを感じていきましょう。
自己理解が必要な時期にワーク依存になると、疲れが溜まってしまうので注意してくださいね!
これはどんな自分でもしゃーないやん。仕方ないわ。と思って受け入れること、認めることですね。
相談者さんの相談文を読んでいると、心の奥底では
こんな自分ではダメなんだ!!!
という嘆きがあるように感じますがいかがでしょうか?
表面的に仕方ないと思い込もうとしても、心の奥底で否定していたらそれは「自己承認」にはならないのです。
今は頑張れない。自己肯定感が低いかもしれない。でもまぁそんな自分でもいいや。なんて思えてきたら、自己承認ができ始めたというところでしょうか。
自己理解し、感情とつながり、、、
自己承認し、自分のダメさも含めて自分を認め、、、
そうなると、次はそんな丸裸の自分を外にさらけ出していこう!という段階に入ります。
この自己開示が抵抗なくできる状態がいわば「自己肯定感が高まっている」状態とも言えます。(自己開示ができないとダメというわけではありませんが、あくまでひとつの指標です。)
特に自立系武闘派女子の皆様、きちんと生きてきた女性の皆様は、「誰かに弱い自分を見せる」「誰かに助けを求める」が苦手であることも多いですよね。結果頑張りすぎるという。
ですので、そんな自分の本当の部分を外に出していきましょう。ということです。
私も最初は抵抗がありましたが、今はだいぶ白旗あげられるようになった気がします。
自己基盤については以下の記事を参考にしてください。
よく勘違いしている方がいるのですが、自己肯定感は流動的なもので、一度高くなったからといってずっと高いわけではありません。なので、調子がいい時期もあれば悪い時期もあるというのが普通なのです。その都度、メンテナンスができるようになっておくことが大事ですね。
>自分に今何が起きているのか・・・この状態が続くとまたも自己否定界に戻りそうで不快です。自己肯定が高まったと感じていたのは仮初だったのでしょうか?
とありますが、そういう調子の悪い時期もあるとも言えますし、相談者さんの場合は「頑張って自己肯定感の高い人のマインドを習得した」ような感じがするので、実際は自己肯定感が高まっていなかったのかもしれません。
ここはセッションしてみないとなんとも言えませんね。笑
根本さんもよく話していますが、自分に起きることは全て自作自演とはいえ、全てを問題化しないほうがいいのです。
>ところが!そこで「誰かの問題を解消したくない」「人と接したくない」という自分が出てきたのです。この価値観は私の大黒柱を形成していたため、現在私の中は絶賛混乱状態。このような状態の時は癒し・好き嫌いワークだ!と取り組んで紐解こうとしているものの、相変わらず「誰かのためにとかしんどい」「人と接したくねえ」と動けない自分がおります
頑張りすぎて疲れていますね〜と言いたいところですが、そんな私はOKですか?NGですか?
今の私はそんな感じなのかな〜
と受け入れて、当分流れに身を任せてしまうのは相談者さん的にはNGなのでしょうか?
今は動きたくない。今はしんどい。という自分の心の声を聞いてあげるのは自分にしかできないことです。
しんどい時は、流れに身を任せてみる(なるようにしかならないことを受け入れてみる)のをおすすめしています。そのほうが結果的に、一生懸命ワークに取り組むよりも効果があることも多いのです。
デッドゾーンもよく私のブログでご紹介していますが、相談者さんの場合も、あれこれ手を尽くしてみたけれど、お手上げ状態。どうしたらいいのだろう…ということで、まさにデッドゾーンに入っていることがわかります。
>何より、この状態を抜け出すために、今の私に必要なもの・・取り組むべきことは何でしょう?
これもよく他の記事でもお伝えしていますが、
「やりたくないことをやってみる」
ことです。
相談者さんの場合は、頑張ることがやめられないような印象を受けるので
なんかもいいような気がしますね。
これが案外難しいので、十分に休んでから取り組まれてもいいかもしれませんね。
デッドゾーンについてはこちらの記事でも話しています。
>私は、過干渉・不機嫌で周りを支配・否定癖を持つ母と、我関せず・マイペースな父に育てられた30過ぎの長女(弟あり)です。私は幼少期から母の愚痴聞き兼癒し担当でした。
というのが情報が少なすぎて何も言えませんが、
なんてところもお聞きしてみたいですね。その中にきっと生きづらさを作っている原因があります。
こちらの動画が刺さるかも?(根本さんの長女イベントで、私(ウサ)も出演しています。)
しんどい時はカウンセラーやコーチをつけた方が、だんだんと気持ちが楽になってくると思います。
私のコンサルでもお力になりますよ!
この回答が少しでもお力になれたら幸いです。
ご相談いただきありがとうございました。
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