自分自身のパフォーマンスを最大化する
メンタルコーチの宇佐美円香です。
夫婦仲修復のためのコーチング・コンサルを2年ほど行い、過去のクライアントさんの8割が自分の希望する道へ進んでいます。(修復した方6割、自ら離婚したくなった方2割、修復中2割)
自分自身のパフォーマンスを最大化する
メンタルコーチの宇佐美円香です。
夫婦仲修復のためのコーチング・コンサルを2年ほど行い、過去のクライアントさんの8割が自分の希望する道へ進んでいます。(修復した方6割、自ら離婚したくなった方2割、修復中2割)
『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします。
相談内容はこちらです。
夫から突然の離婚宣言をされたのはおよそ一ヶ月前。
結婚からもうすぐ3年、30代で子どもは居ません。私の方がだいぶ年上です。ほんの少し前まで普通に過ごし一緒に出かけ、年末の予定も立ててくれていましたので、衝撃的すぎて何も考えられませんでした。食事も取れず激やせしました。浮気とかはありません。
夫は、色んなことを言いましたが、どれも根本先生のブログによく出てくるようなセリフでした。要約すると、共働きですれ違ってしまった感じです。私からの愛を感じられなくなり、そうしたら自分も以前と同じように愛せなくなったと。(かまってほしい時にかまってくれなかった)
確かに多忙で休みもなく過労気味でしたし、お互いに心に余裕がありませんでした。私も胡座をかいていたところがありますし、コントロールしてしまっていたととても反省しています。夫は不満を言えなかったのです。大切な存在だから争いたくないと言いながら、時にはものすごい攻撃的なLINEを送ってきたりもしてきました。
離婚を突きつけた後逃げるように出て行ってしまいましたが、なぜこんな風になってしまったのかとか、寂しいというようなLINEがたくさん来ました。その後、しばらくして話し合おうと帰ってきましたが、見事に平行線。二度目の家出の後、数週間して再び帰ってきて、また話し合って平行線でしたが、彼の不満を吐き出させてあげたくてひたすら聞いてみました。幾らかすっきりしたようでした。夫は家事を一生懸命やってくれたことは感謝してるけど、そんなことより二人の時間を大事にしてほしかったと言っていました。仕事の都合で休日も違うし仕方ない部分もあったと思うのですが…。
その後転居も考えてもがいてる様子でしたが、「私はやり直したい気持ちがあるし、でもあなたの気持ちも大事にしたい。いつまでとはっきりは言えないけど自分の中で整理したいから待ってもらえない?」と伝えると分かってくれて、それから何気ない会話や挨拶は少しずつするようになり、平日は毎日私の作った食事を一緒にとってくれています。ベッドも一つしかないので一緒に寝ます。
私は当初は彼はなぜこんなことを言い出したのか、とばかり考えていましたが、根本先生のブログを読み漁ったり友人に相談したり無料カウンセリングを受けたりして、自分とたくさん向き合って、これまでの自分の行動に対する反省をしました。いつのまにかセックスレスになっていたことも不満だったそうで(元はセックス大好きだったのですが…)日々の生活に必死で女を失っていたと気付いて、女性性に関するワークなど取り組んでいます。
自己肯定感についてや、自分軸、手放しについて等色々取り組んでいますが、結局私は彼を愛してるんだなという思いに行き着き、彼の思いを変えることは出来ないけど、私は彼を愛しているから与え続けよう、と腹を括ったような感じになっています。もう一度恋しているような、愛に満ちたような。
長くなりました、これから聞きたいことです。
もうなるようにしかならない!と思ってて彼の言葉ではなく行動を見て過ごしています。しかし、彼としては私が待ってと言ったから待ってるに過ぎないのではとも思ってしまい、彼のアクションを待っていていいのか…と少し不安になります。
そして焦ってはいけないと分かっても、何かあるたびに、こんなことがなければ一緒に行けたのになぁとかモヤモヤしてしまうのです。こういう時どんな風にメンタルを保てばいいのでしょう。現状はひたすらノートにその気持ちを吐き出し、今はそう思うの仕方ないよね〜なんて自分に言い聞かせています。
そしてもう一つ、昨晩妙な夢を見ました。詳しくは覚えてませんが夫から酷いことを言われ、いやもう離婚だわ無理だわと怒ったような感情になり離婚届にサインをし、逃げた夫を探すような夢でした…これは夫との事を考えてるから見た夢なのか、離婚と言われたことに対する怒りのようなものを抑圧しているのか、それとも何の意味もない?と起きた瞬間にグルグルしました。
今、彼は彼で必死に闘っているのかなと思いますがそれは彼の問題なので、私は私のことを!と思って過ごしてます。
好きなことをして過ごしてますが、何かこういう時にいい瞑想のワーク?とか、生きるヒントがあれば教えていただきたいとも思います。
長くなりましたが、よろしくお願いします。
ご相談ありがとうございます。
ご相談いただいてからかなり月日が経っていますが、その後いかがでしょうか?
同じようなお悩みを持っている方がたくさんいると思ったので、あえて今回答させていただくことにしました。
離婚宣告されたとのこと、ショックでしたね。
私も過去元夫に離婚宣告をされたことがあるので、お気持ちはよく分かりますし、しんどい気持ちもよくわかります。
>その後転居も考えてもがいてる様子でしたが、「私はやり直したい気持ちがあるし、でもあなたの気持ちも大事にしたい。いつまでとはっきりは言えないけど自分の中で整理したいから待ってもらえない?」と伝えると分かってくれて、それから何気ない会話や挨拶は少しずつするようになり、平日は毎日私の作った食事を一緒にとってくれています。ベッドも一つしかないので一緒に寝ます。
とのことなので、実は状況としてはそこまで悪くないです。
即別居や家庭内別居になって、話しかけても無視、というような夫婦も多い中で、相談者さんのことを理解してくれて、コミュニケーションも取れているのはとてもいいことです。
こういう時って、どうしても状況を悪く考えがちですが、いかにこれまでの「当たり前」がありがたい状況であったかにも気付かされますよね。だから、そんな旦那さんの行動については、常に感謝を持てるといいですし、伝えられそうであれば伝えてあげるといいですね。思ったままのことを、軽く。
個人的には仰々しく感謝を伝えることはしなくていいと思っています。(手紙にしたり、急に感謝をプレゼンし始めたり、など)相手の立場に立った時に「気持ち悪さ」を感じてしまうと思いませんか?
よくこの「感謝を伝える」という点でご相談いただくことも多いのですが、相手にどうこうしてもらいたい(相手の気持ちを取り戻したい、優しくしてもらいたい、などの気持ちがある)時に、感謝や謝罪を伝えても、相手からしてみたら
え、今更?!気持ち悪。ってか重。
以外の感想が出てくるわけがありません。なので、わざわざ頑張って感謝や謝罪を伝える必要はないのです。自分が感謝や謝罪の気持ちを感じた時に、素直にそれだけを伝えたいと思ったら、言えばいい。というレベルです。
〇〇してくれてありがとう。(って感謝伝えてあげるから、私のこと大切にしてね、離婚しないでね)
というような感じで、自分の言葉の後ろに( )でコントロールしたい気持ちが乗っかっているとき、この言葉を受け取った相手は、
重。うざ。無理や。
となります。なので、( )がつくかどうかで、言うかどうかを判断したほうがいいですね。
感謝や謝罪をご丁寧に伝えたからといって関係が良くなることの方が少ないです。むしろ、
今更謝られてもあなたとはやっていけません
と言われてしまいますね。なので、感謝や謝罪は自分のコントロール欲が無くなってから(自己肯定感が上がってから)伝えていくことを私はオススメしています。特に夫婦仲修復目的のクライアントさんに関しては、ですが。
十中八九、離婚したい理由は適当です。なので参考程度にして、信じすぎないことが大事です。
私は夫婦仲修復のためのコーチング・コンサルを2年ほど行い、過去のクライアントさんの8割が自分の希望する道へ進んでいる(修復した方6割、自ら離婚したくなった方2割、修復中2割)状況なのですが、その過去のクライアントさんの事例(単発セッションを含めると150名ほどの事例)をみたときに、旦那さんから言われた離婚したい理由が言われた通りのものだったことがほとんどありません。
案外適当だったり、不倫を隠すためだったり、単に我慢の限界だがそれを言うと怒られるからというような感じだったり、大概真意は隠していることが多いですし、本人も何が真意かわかっていないことも多々あります。
なので、なぜ離婚したいのかは聞いても無駄ですし、言われたことを鵜呑みにしないでおきましょう。
夫がなぜ離婚したいのか、ハッキリ教えてくれない!というパターンも非常に多いと思うのですが、その時にハッキリ言え!と迫っても無駄なんです。(しかもこれって妻側がスッキリしたいだけだったりしますよね)
え、じゃあどうしたらいいの?!と思われるかもしれませんが、以下の受け取り方をすることをオススメしています。
・とりあえず旦那さんは理由はどうであれ自分と離婚したいと思っている
・自分も悪いところはあるかもしれないが、旦那さんも十分に悪いのである(50:50です)
・理由がどうであれ、自分が変わることで状況は変えられる
・2人の関係の話なので、例え不倫であろうと、仕事が原因だろうと、外部要因をどうにかしたところで、旦那さんの離婚したい気持ちは変化しない(自分と自分達の関係を変えない限り)
そんな前提で相談者さんのご相談を見ていくと、
>夫は、色んなことを言いましたが、どれも根本先生のブログによく出てくるようなセリフでした。要約すると、共働きですれ違ってしまった感じです。私からの愛を感じられなくなり、そうしたら自分も以前と同じように愛せなくなったと。(かまってほしい時にかまってくれなかった)
>確かに多忙で休みもなく過労気味でしたし、お互いに心に余裕がありませんでした。私も胡座をかいていたところがありますし、コントロールしてしまっていたととても反省しています。夫は不満を言えなかったのです。大切な存在だから争いたくないと言いながら、時にはものすごい攻撃的なLINEを送ってきたりもしてきました。
とのことなので、
これってどっちもどっちだよねーやっぱり夫婦って鏡だね。
なんて受け取り方ができるわけです。
お互いに余裕がなくて、お互いにあぐらをかいて、お互いに攻撃的になってしまったというところでしょうか。
ここで大切なことは「自分だけが悪いわけではなく、夫も同じように悪いのだ」と思うことと、「夫は基本的にコントロールできないので、自分が変わることで状況を変えていこう」と思うことです。(いわゆる鏡の法則=投影を使って状況を変えましょうということです)
投影に関してはこちらの記事が詳しくて面白いです。
そうなると、自己基盤を作って、自分軸を作り、自己肯定感を上げていこうぜ!という話になるのですが、
>私は当初は彼はなぜこんなことを言い出したのか、とばかり考えていましたが、根本先生のブログを読み漁ったり友人に相談したり無料カウンセリングを受けたりして、自分とたくさん向き合って、これまでの自分の行動に対する反省をしました。いつのまにかセックスレスになっていたことも不満だったそうで(元はセックス大好きだったのですが…)日々の生活に必死で女を失っていたと気付いて、女性性に関するワークなど取り組んでいます。
ということで、相談者さん自身はその重要性には気がついているようですね!
ただ気になるのが、「反省しまくっている」「自分はダメだ」「自分はまだまだ」という状態がこの文に見え隠れしていますが、いかがでしょうか?
自己基盤(自己肯定感を高めるための土台)を作るのに、まずは自己理解して自分の感情とつながり、次に自己承認して自分のありのままを認めることが大事なのですが、そこをすっ飛ばしていませんか??
辛い気持ちや、悲しい気持ちに蓋をして、自分の気持ちをなかったことにしていませんか?
すぐに変わらなきゃとか、手放さなきゃと焦っていませんか?
自分のネガティブな気持ちに蓋をしたまま(我慢と抑圧)頑張ろうとしても、本末転倒になってしまいます。
その状態では女性性は解放しきれないですし、自己肯定感も上がっていきません。
どうしても皆「すぐに手放さないと」とか、「自分が頑張らないと」と思ってしまうのですが、まずは傷ついた自分に気づいて、認めて、じわじわアプローチしていくのが先ですよ〜。
自己基盤についてはこちらの記事が詳しいです。
>そしてもう一つ、昨晩妙な夢を見ました。詳しくは覚えてませんが夫から酷いことを言われ、いやもう離婚だわ無理だわと怒ったような感情になり離婚届にサインをし、逃げた夫を探すような夢でした…これは夫との事を考えてるから見た夢なのか、離婚と言われたことに対する怒りのようなものを抑圧しているのか、それとも何の意味もない?と起きた瞬間にグルグルしました。
↑この部分、まさに我慢と抑圧をしているからこそ、潜在意識が顕在化したものだなと思いました。ですので、まずは我慢と抑圧について理解し、自分を大切にするところからスタートですね。
我慢と抑圧についてはこちらの記事をどうぞ
>自己肯定感についてや、自分軸、手放しについて等色々取り組んでいますが、結局私は彼を愛してるんだなという思いに行き着き、彼の思いを変えることは出来ないけど、私は彼を愛しているから与え続けよう、と腹を括ったような感じになっています。もう一度恋しているような、愛に満ちたような
一見、ビジョンとコミットメントが決まっているように見えるこちらの文ですが、実はできていないので
>もうなるようにしかならない!と思ってて彼の言葉ではなく行動を見て過ごしています。しかし、彼としては私が待ってと言ったから待ってるに過ぎないのではとも思ってしまい、彼のアクションを待っていていいのか…と少し不安になります。
>そして焦ってはいけないと分かっても、何かあるたびに、こんなことがなければ一緒に行けたのになぁとかモヤモヤしてしまうのです。こういう時どんな風にメンタルを保てばいいのでしょう。現状はひたすらノートにその気持ちを吐き出し、今はそう思うの仕方ないよね〜なんて自分に言い聞かせています。
このような状態になってしまうのです。(ダメだというわけではなく、しんどいよね〜ということです)
「待つ女」「待てる女」になるためにも、自分がどうしたいかぶれない(自分軸を持つ)ためにも、結局は上で話した自己基盤や自己肯定感が必要なのです。
ご自身ときちんと繋がって自己基盤を築いてから、もう一度彼との関係と向き合ってみると、上記の部分に変化が出てくると思います。
本当に自己肯定感が高まった時って、
夫と修復するのがそりゃ1番だけど、まぁ他の男でもいいわな
と自然と思えるようになってきて、他の男性にも目がいくようになるのです。(かといって他の男性に目を向けるように頑張るのはまた違うので、注意)
私のクライアントさんを見ていると、ここまできた時に修復を選ぶ人もいれば、離婚を選ぶ人も案外多いです。
数ある男性の中の1人の男性として、旦那さんを選び、愛を与えたい。(ビジョン&コミットメント)
と思えた時、状況は一変していきます。
間違っても
旦那と修復したいから、旦那はコントロールできないけど、私は愛を与えることを頑張る!
という腹の括り方はしないでくださいね、しんどくなりますよ〜
ビジョンとコミットメントについてはこちらの記事が詳しいです。
>もうなるようにしかならない!と思ってて彼の言葉ではなく行動を見て過ごしています。
>今、彼は彼で必死に闘っているのかなと思いますがそれは彼の問題なので、私は私のことを!と思って過ごしてます。
こんな風に思えていること、思おうとしていることはいいことです。
旦那さんの行動を見ていく意識はとても大切ですし、旦那さんも色々と悩んでいることは間違いありませんから、流れに身を任せていくといいですよ。
応援しています!
しんどい時はカウンセラーやコーチをつけた方が、だんだんと気持ちが楽になってくると思います。
私のコンサルでもお力になりますよ!
この回答が少しでもお力になれたら幸いです。
ご相談いただきありがとうございました。
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