年度途中からの学校講師の求人はブラックなのか、どうなのか。経験者の考察。

スポンサーリンク
先生になる
ウサ
ウサ

こんにちは、現役教員のウサ(@usab1og)です!

学校求人にありがちな、年度途中の講師求人についての記事を書きたいと思います。

私は年度途中の講師求人に飛びついたことが2度あります。たいていの人は4月から勤務開始の求人に応募して勤務をすると思いますが、諸事情あって年度途中からという方もいるかと思いますので、そういう方のお役に立てたらと思い、今回は記事を書くことにしました。

スポンサーリンク

なぜ年度途中に求人が出るのか

年度途中に求人が出るって、ヤバい学校なんじゃ…と思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。求人が出る理由としては、以下の理由があります。

理由①女性の先生が産休・育休に入るため

教職は産休・育休をきちんと取れます。たとえ年度途中であっても。ですので、その先生の代替の求人は毎年出ています。

理由②病休に入るもしくは休職する先生が出るため

病休は病気休暇の略です。病気(精神的な病気が多いです)で病気休暇に入る、もしくは入院する、休職する先生が出るため、その代替の求人を出すこともあります。これも少なくはないです。

理由③先生が急死したため

②と似ていますが、稀に非常勤講師の年配の先生が年度途中に亡くなる(急死)ということもあります。その場合も穴を埋めてくれる先生の求人を出します。

大抵が臨時任用講師(常勤講師)もしくは非常勤講師としての採用になりますが、学校側は常勤で働いて欲しいと言ってくる可能性は高いです。契約期間も数ヶ月から年度末まで、求人によってばらつきがありますが、大抵は年度末までの契約になります。

教員採用試験対策にスタディサプリの映像授業を併用するのがオススメです。小学生〜高校生までの高品質な授業を受け放題です。模擬授業の参考にもなります

入会金・解約金がないので、1ヶ月でやめる事もできます。

>>スタディサプリ14日間無料体験はこちらから

スポンサーリンク

年度途中の求人はブラックなのか?

そうとは限りません。上の項目で①〜③の理由を挙げましたが、①、③の理由の場合はブラックの可能性はあまりありません

逆に、②の場合は超ブラックであることが多いです。

ですので、採用面接を受ける前に、どういう事情で求人を出しているのか聞いてみることは必須だと思います。(失礼にはあたりません。学校側も早く代替を見つけたいと焦っていると思うので、聞いたから採用されないということもありません。)

私は事情をよく確認せずに臨時任用講師を引き受けてしまったことがあり、大変なことになりました。詳しくはこちらの記事からどうぞ。

スポンサーリンク

年度途中から採用されるとどういう流れになるのか

もちろん学校によって違いますが、丁寧な学校とそうでない学校でかなり差があります。

私が初めて臨時任用講師として勤めた上記の公立の中学校は、行ったその日から生活指導、授業、委員会、部活、図書室当番などを任されました

その中学校を退職した後に非常勤講師として勤めた、私立の中高一貫校は、授業が始まる1週間前に授業を担当する各クラスに教務主任と産休に入る先生と一緒に挨拶回りを行い、授業に入りました。どちらにせよ、突然生徒の前に現れて、突然授業をし始めるようなイメージです。

スポンサーリンク

年度途中からの勤務で大変だと感じたこと

①授業はかなりやりにくい。

本当に授業はやりにくいです。多かれ少なかれ、同じ年度に他の先生が先に授業をして、その先生のやり方で生徒たちは慣れているため、急にそこへ飛び込んで授業をするのは非常にやりにくいです。代講を毎日やるような感覚です。

さらに生徒は前の先生との比較を遠慮なくしてくれちゃいます。授業力がないと、クレームの嵐ですね。まぁ前の先生による部分もあるかなと思います。

②その学校の文化に馴染むのに時間がかかる。

周りの先生は少なくとも年度始めから勤務しているので、当然自分よりもその学校の文化に馴染んでいます。一方自分は何もわからない状態から始まるため、授業での教え方だけでなく、採点に使うペンの種類や印刷方法なんていう細かいところまで、全て確認して学校の文化に合わせなければいけないのです。

③宿題を出したり、管理する指導がしにくい。

本当なのかどうかは置いておいて、生徒たちから「前の先生は●●だったのに!」と1000回は言われると思います。自分の裁量で宿題を出したり、提出していない生徒を管理しようとするといちいち生徒の反感を買います。(しっかりやればやるほど)かといって、緩くしてしまうと手を抜いてると言われるので、何が正しいのかわからなくなります。

④周りの先生を頼りたいけれど、頼りにくい。

年度途中からの勤務ということで、周りの先生を頼らないとやっていけない部分が大きいです。

しかし、名前を覚えるところから始まり、誰がどの学年の何の科目を担当してるのかを把握して、然るべき人に指示やアドバイスを仰ぐレベルになるには相当時間がかかります。これもまた②同様いちいち全て確認して動かなければいけません。できるようになった頃には契約期間が終わるかもしれませんね。笑

教員採用試験対策にスタディサプリの映像授業を併用するのがオススメです。小学生〜高校生までの高品質な授業を受け放題です。模擬授業の参考にもなります

入会金・解約金がないので、1ヶ月でやめる事もできます。

>>スタディサプリ14日間無料体験はこちらから

スポンサーリンク

年度途中からの求人はどうやって探すの?

基本的には公立学校は各自治体に講師登録をすれば声がかかります。もしくは最寄りのハローワークに求人を出しています。私立学校は年度始めからの求人と探し方は同じです。私立学校に関してはこちらの記事を参考にしてください。

スポンサーリンク

まとめ

ここまで書いてきましたが、個人的には年度途中からの求人に飛びつくのはあまりオススメしません。

私のようにお金に困っている人だけ、挑戦してみてください。年度途中から生徒との関係を築くのは本当に大変ですよ。ストレスフルです。それでもやるぞ!という方が応募するといいと思います。

この記事を書いた人
うさみ

メンタルに関するお役立ち情報を発信!

【メンタルトレーニング】
【心理学・脳科学】
によってスポーツパフォーマンス、パートナーシップ改善、子育てや教育、ビジネスに活かす方法を発信します!

何か1つに特化したら?という話も頂きますが、結局は
「どれも同じ理論」なのです。

✅30歳で脱教員して起業
✅初心者から日本一まで幅広い選手を多数指導
✅サポートで夫婦仲改善&婚活成功率80%超え
✅小中高校生の保護者や指導者を多数指導
✅年間講習回数100回越え
✅副業からスタートして脱教員

うさみをフォローする
先生になる教育先生
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ココロの先生うさみ

コメント

タイトルとURLをコピーしました