女性なのに声が低くて悩んでいる。めちゃくちゃコンプレックスだ。
そんな人に共感してもらえる記事です。
こんにちは、ウサ(@usab1og)です!
この記事では、
という話を書いていきます。
私は、非常に低い声を持っていると自負しています。
自分より声が低い女性に出会ったことがないかもしれません。
初対面の人に聞くと「独特な声」とか「かっこいい声」とか「スポーツやってきた人の声」とか、とにかく低い声だと言われますね。
友人や親族からは、HYの仲宗根泉さん(大好きな女性歌手です!)の声に似ていると言われます。
自分では、仲宗根泉さんよりも声が低いと思っています。
小・中学生の頃、実家の電話に出ると、
もしもし〇〇(名字)です。
××ですけど〜
息子さん?お母さんいらっしゃる?
は、はい・・・
とか、
もしもし〇〇(名字)です。
××会社の者ですが、僕、お母さんかお父さんいるかな?
は、はい・・・
というようなことは日常茶飯事でした。1回や2回ではありません。
今でも、いくら声のトーンを上げても、男に間違えられることがあります。
そんな私のコーチングを受けたい方募集中です!
私が低い声と向き合ってきた話
家族の女性たちはみんな声が高いのが悲しかった
私の家族は、女系家族で、女性は母・祖母(母方の)・妹がいます。
3人とも声が高いのです。
人並みレベルを超えて、普通に高めの声なんですよ。可愛らしい女性の声というか。
しかし、私だけ本当に声が低い。
今思うと、父方の親戚の女性たちはみんな声が低いので、父の血を引いただけなのですが、学生時代は
なんで私だけ声が低いんだろう・・・
と何度も考えていました。
母親から女性らしさを押し付けられていたので葛藤した
母親は典型的な「女性らしいもの」が好きな人で、長女として生まれた私を小学生までお人形のように扱っていました。
詳しくは以下の記事に書いていますが、
私はシンプルな服や、スポーツが好きだったのに、女性らしい服や習い事をすることを強制されてきたのです。
当時の私は、「自分が考える女性像」に憧れながらも、「母親が押し付ける女性像」は拒否していました。
自分が考える女性像の女性は、声が高かったのですが、母親が押し付ける女性像も女性も声が高く、「声が高くなりたいけれど、高くなりたくない」という謎の葛藤を生んでいました。
高くなりたいと思ってなれるものではないと思っていたので、ひたすら葛藤しているだけだったのですが、ずっと気にしていました。
今思うと、母親の押し付けによって自分の女性性を抑えこんでしまっていましたね。
自分の声の性質について考える瞬間はあった
小学生の時の歌唱テスト
今でも覚えているのですが、小学6年生の時、音楽の授業で4人ずつ前に出て合唱曲を歌うというテストがありました。
ちなみに、私は歌うのはかなり得意です。
そこで合唱曲を熱唱したのですが、
やたら自分の声だけ響く
のです。これは別に声が低いから響くわけではないと思うのですが、自分の声がやたらとよく通ることは理解しました。
しかも、声が低い割に、合唱曲の高音が出ないことは一度もなかったので、ソプラノもアルトもテノールも全部歌えていました。
もしかして私は声の音域が広くて、低い音で声を発しているだけ?
とも思いました。
高校生の時に親友とチャットモンチーのコピーバンドを組んだ時
高校3年生の時、親友とチャットモンチーのコピーバンドを組みました。
チャットモンチーといえば、ボーカルのえっちゃんの高音ボイスが特徴的なバンドです。
こともあろうか、私はギターボーカル!
流石に高音で声が出ない音がありましたが、練習を重ねたらその音が出るようになったんですよね。
(いやもう、本当に喉が死にそうになっていましたけれども)
普段話す声と歌声は違うとはいえ、トレーニング次第で高音が出るようになることが分かったのは収穫でした。
ちなみに、チャットモンチーのコピーバンドだったので、チョットモンチーという安易なバンド名にしていました。(写真右が私)
声が低いことによるデメリットはこれまであったか?
自分が思い描く「女性らしい女性像」にそぐわない
だけでしたね。
とはいえ、それが結構私を悩ませました。
声で男だと思われる
という劣等感もあり、社会人になるまでずっと悩んでいました。
しかし、正直自分の中の葛藤と戦い続けていただけで、実際に何か問題が起きたことはありません。
もしかしたら、私の声の低さによって、私のことが恋愛対象に入らない男性が存在したかもしれませんが、恋愛面において声の低さが足を引っ張ることは全くありませんでした。
カラオケでアイドルや声が高い女性歌手の歌を歌うことはできません(練習しないとうまく発声できないので)でしたが、HYの仲宗根泉さんを筆頭に、絢香、Superfly、AIなど、声が低めの歌手の歌は歌いやすかったので特に困ることはありませんでした。
むしろ他の人が歌うよりも原曲に近い雰囲気になって好評でした。笑
マッチングアプリで婚活をしていた時も、あらかじめ「私は声が低いです」と伝えてから会っていたのですが、「女性の低い声っていう感じだから気にならない」と言われました。(私にはよくわかりませんが苦笑)
仕事で電話対応するときは声のトーンを上げまくって電話するので、周りが気持ち悪がります。が、臨機応変に対応できているので特に問題は生じていません。
逆に声が低いことによるメリットはあったか?
私は教員として働いているのですが、私の声の性質は教員として働くのに最適だと思っています。
高校生を相手にしているので、女性である程度若い先生(特に女性らしさに溢れている人)は舐められてしまいがちなのですが、私は初任の時から自分のキャラクターと声の相乗効果でその苦労がありませんでした。いいのか悪いのかはわかりません。笑
生徒から「声がすごく聞きやすい」と言われます。
授業のアンケートを取ると一番多い感想です。(授業の感想じゃないやん!って感じですが)
自分でもびっくりするくらい自分の声が響くのと、聞いててイラッとしない声の高さ(?)なのかなと思っています。
前任校では、体育館で300人くらいの生徒を前にして、マイクなしで普通に話していましたが、よく聞こえていたそうです。
よく営業をしている女性も声が低い方が信頼感があると聞きます。
私自身も、保護者対応をしているときに「その年齢とは思えないくらいしっかりされていますね」とおっしゃって頂くことが多く、半分は声の効果なのではないかと思っています。
社会人になってからこんなことを実感するようになって、コンプレックスではなくなりました。
なんだ、声の低さに悩む必要なんてないじゃん。と気がつきました。
むしろ、低い声が欲しい女性も世の中にはいるのではと思います。
無理に高い声を出す必要はないが、意識すれば自然と高くなる
歌と同様に、普段の声も日頃からトレーニングすることで、自然と高くなります。
急に高くしたらぶりっ子のようになってしまうのでなかなか厳しいと思いますが、それこそぶりっ子の声を出し続けていたらその声が定着するそうです。
喉は筋肉でできているので、筋肉がトレーニングされて高い音を出すのが苦ではなくなるというシステムです。
よく男性から女性に性転換手術をした人が、声だけは手術ができないということで、女性らしい声をひたすら出し続けていたらその声が定着したという体験談がありますよね。Youtubeをみるとそんな動画が上がっています。
そんな私のコーチングを受けたい方募集中です!
私は声が低くても女性らしくいる道を選びたい
声が低いから、女性らしくいられないということはないと思います。
声が低くても、自分自身の雰囲気やキャラクターでいくらでも女性らしくなれると思っています。
むしろ声が低くないと出せない雰囲気もあるのではないでしょうか。
落ち着き、安心感、セクシーさ、など。追求していきたいです。
今となっては、声優に挑戦してみても良かったかもしれないなと思ったりしています。笑
少年から色っぽいお姉さん、魔女のようなお婆さんの声まで出せそうな気がします。
コメント