部活動天下の私立高校の実態って、こんな感じよ。

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こんにちは、現役教員のウサ(@usab1og)です!

最近、特に話題になっている、部活動。

私の前任校は、部活動天下の私立高校でした。公立高校では部活動を断る先生も居るそうですね。

私が勤めていた部活動天下の私立高校は、部活動だけのために学校の先生をしているような人がたくさんいて、職場もかなり体育会系でした。

幸い、私は運動部の顧問になることはなく、文化部で「楽をしていた」教員なので、偉そうな事はかけません。第三者的な立場で見ていましたが、部活動天下の私立高校の実態ってこんな感じなんだ。と思ってもらえればと、記事を書くことにしました。

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部活動は希望できないし、断れない

部活動天下の私立高校と言っても、「この部活動の顧問をやりたいです」という希望を出すことはできませんでした。私が見かけたのは、「本当は野球の指導者になりたかったのに、サッカー部をもつことになった」というような、専門外の部活動を持たされる先生たち・・・。

力を入れたい部活動(前任校でいえば、野球、柔道などの運動部)の顧問は、基本的に希望できず、その部活動の先生がツテで探してきたり、気に入った若手をつけたりという形で決まります。

マンモス校だったので、そういった強い部活動の部員数はとても多く、3〜4人の教員が部活に配属されますが、中には全く運動経験がない教員も含まれています。

自分の専門外であっても、ほぼ無休の部活動であっても、断ることはできません。そのため、3月の人事発表の時に若手は祈りを捧げながら人事組織表を見るのが恒例行事です。

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ほぼ年中無休の部活動がたくさんあった

朝練、昼練、放課後練は夜遅くまで、テスト前も部活がある、というのが当然の学校でした。強豪の部活動は、ほぼ年中無休で、年末年始くらいしかきちんとした休みがないというようなところもありました。

部活動の専用寮を構えている部活は、実家に戻れるのは年末年始だけで、それ以外はずっと寮で過ごしていました。(さらにその寮監は部活動の顧問たちで回していました

そういった部活動に所属している生徒は、体力的にかなり追い詰められていて、授業中はしんどくて寝てしまうことが多かったです。

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部活動で結果を残すと手当が増えて、生徒を良い大学に入れても何もない

大きな学校だったので、進学校を落ちて入学してきた子を勉強させて良い大学に入れるコースや、スポーツ特待生がたくさんいて部活動も勉強も両立させるコースなどさまざまなコースがありました。

私がいつも疑問だったことは、スポーツ特待生を集めているような部活動で結果を残すとたくさん手当がもらえて、生徒の勉強をフォローして良い大学に入れてもなんの奨励もないことでした。

正直、スポーツ特待生を集めているわけだから結果を出すのは当たり前で、進学校に行けなかった生徒を良い大学に入れて学校の広報に使う方が凄いことだと思っていたのですが、勉強はあまり重視されていないようで、部活動の結果しか評価されないという実情がありました。

進学校に行けなかった子たちを一生懸命育てて、旧帝国大学やそれに準ずる大学に合格させた時はかなり嬉しいものですが、学校はそこを何も見てくれていないのかなと思ったことがあります。

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昇進するのは部活動で実績を残している人で、能力が高い人ではない

全員が全員そうではなかったですが、若くして昇進するのは部活動で実績を残している人だけでした。決してその人たちはクラス経営で優れているわけでもなく、部活動しかやっていない人が多かったのですが、昇進すればするほど授業の持ちコマが減る学校でしたので、部活動に精を出せるということで(?)、そういった人たちが昇進していきました。

その結果、大してクラス経営ができない人が学年主任になり、教頭になり、結局別の人がフォローするハメになっていたり、学年が大変なことになっていたり、凄いことになっていました。

私が以前書いたお局の記事に出てきたお局も、その1人です。

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生徒は担任や教科担当のいうことより顧問のいうことを聞く

マンモス校だったからなのか、強豪の部活動顧問は「恐怖政治」を行っていることが多く、部員は顧問を恐れている場合がほとんどでした。

常に顧問の顔色を伺い、授業中も顧問が廊下を通らないかソワソワしてしまうような感じで、顧問の言うことだけは聞くと言うようなパターンも非常に多かったです。

それによって心を病んでしまう生徒も少なくなく、担任としてその相談に乗ると、顧問に嫌がられるような風潮もありました。部活動のことは部活動に任せてくれということなのだと思いますが、ケアできていないからそうなっているのだろう・・・と呆れることもありました。

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生徒は部活動をするために来ているのだから●●しないで、がまかり通る

部活動特待生は部活動をするために高校に通っている、だから補習で残さないでくれ、朝練の時間に追試をしないでくれ、模試は受けさせなくていい、などがまかり通る学校でした。

学生なのですから、部活動をするために来ているのではなくて、学業と部活動を両立するために来ていると思うのですが、強豪の顧問が全体的にそういう発想でした。

特定の部活動の生徒が赤点をとったら、なぜか教科担当が顧問に報告しなければいけないということもありました。

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職員室も体育会系だった

部活動天下の私立高校あるあるらしいですが、教員の人間関係もかなり体育会系でした。

派閥や上下関係が厳しく、派閥へのお誘い(飲み会)を断ると疎まれて悪口を言われるような雰囲気でした。

飲み会は基本的にずっとお酌

若手は両手にお酒とノンアルコール飲料を持って、ずっとお酌です。料理が出てきても食べられません。全員の先生にお酌をして挨拶回りしなければいけません。大きな会の時はとても大変です。

若手と言っても、中堅の先生もお酌をする人がいるので、いつまで経ってもやらなければいけない雰囲気がありました。

初任の年、体育祭の飲み会で面食らう

初任で迎えた体育祭後の打ち上げで面食らいました。1次会は居酒屋でひたすらお酌、2次会はスナックで先輩がカラオケを歌っている間ひたすら手を叩いて盛り上げて、何も食べられない飲めないのに、お金だけ払わなければいけないという会でした。

これが体育会系か・・・と同期とドン引きして、同期の1人はこの飲み会でやめることを決意したそうです。(その同期は下の記事に登場する同期です)

飲み会の次の日は職員室で挨拶回り

飲み会の次の日は、飲み会に参加していた人全員に「昨日はお疲れ様でした、ありがとうございました。」と朝のうちに挨拶回りをしなければいけない文化がありました。

大規模な飲み会だと数十人に言わなければいけないので、朝早く出勤して、全員探して挨拶しなければいけませんでした。今考えるとなんて無駄な時間だったのだろうと思います。

派閥争い

暗黙の派閥争いがありました。私はどこにも属さずにいたら、お局に嫌味を言われる原因になりましたが、熾烈な争いでしたね。くだらないなぁと思っていました。

群れる人ほど、能力がないなと思っています。上手くやることも能力ですが、上手くやりたい人たちではなかったというのが正直なところです。

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分業制にしたら上手くいきそうな学校だった

「部活動だけをやりたい」という人がたくさんいる学校だったので、部活動担当とクラス・進路担当で分業すればすごく良い環境になりそうな学校でした。

それができたらホワイトになりそうなんですけどね〜なかなか、人件費とか厳しいのかもしれませんね。体育会系すぎる職場に若手が耐えられず、毎年新任を大量採用しては、何人も辞めてしまうような状態です。いつ気づくのかな・・・。

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この記事を書いた人
ウサ

30歳、高校教師(数学・情報)。
教職歴は学生時代のアルバイトも含めると10年以上。
現在は欧州の在外教育施設勤務。
SBTメンタルコーチング1級まで取得中。
GSC認定コーチ取得中。
ペップトークも学習中。
ブログでは主に教育×先生×コーチングについて情報発信しています。

美容・健康・カウンセリングについての発信は別サイト「ウサヘルス」で行っています。

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