中学校教員と高校教員の違いはこれだ!中高教員経験者の生情報。

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こんにちは、現役教員のウサ(@usab1og)です!

中学校教員になるか、高校教員になるか悩んでいるけれど、中学校教員と高校教員の違いは?どちらが自分に合っているの?と思う人も多いはずです。中学校教員も高校教員も経験のある私が、中学校教員と高校教員の違いについて書いていきます。

私自身、学生時代は「中学校教員かなぁ」と思っていたので教育実習も中学校に行きましたが、大学院時代の教授の勧めで高校教員になりました。今となっては「高校教員じゃないとダメだわぁ」という気持ちです。今後職場を変えなければいけなくなっても、高校にしか行かないと思います。

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中学校教員と高校教員の違いは大きく分けて6つ

相手にする生徒の年齢が違う

当たり前だ!といわれそうですが、相手にする生徒の年齢層が異なります。

中学校だと13~15歳、高校だと16~18歳の生徒と毎日時間を過ごします。

13歳と18歳を想像してみてください。子どもと大人といえるほど見た目も中身も異なります

私は高校教員→中学校教員→高校教員と転職しているのですが、高校から中学校に変わったときに最も驚いたのが「男の子の声が高い!」ことです。当たり前といえば当たり前ですが、高校生はほとんどが声変わりしているので驚きました。

やはり精神的な部分でも「子ども」と「大人」です。

思春期の難しい子ども相手に仕事をしたいという人は中学校で働くのがいいと思います。

高校生は大人ですが、良くも悪くも大人なので警察沙汰の事件を起こすことも・・・。

ウサ
ウサ

高校生は自由度が高いので、その分生活指導が大変になることも・・・。

中学生の方が校則などの指導は楽かもしれません。

相手にする生徒の学力の幅が違う

中学校は義務教育ですので、すべての学力層の子どもが通っています。

授業を作るときは、クラスの平均にあわせて授業をしていきますが、高学力層と低学力層への配慮が必要となってきます。ティームティーチングを取り入れている中学校が多いですが、授業担当の工夫が必要です。

高校は受験をして入学するので、ある程度「同じ学力」の生徒が集まっています。

底辺校~進学校までさまざまですが、中学校よりも高度な内容を底辺層に教えたり、国公立受験の内容を高学力層に教えたりと、自分自身の学力や指導力が必要になってきます。高校では中学校に比べてティームティーチングを取り入れられている学校は少ないです。

ウサ
ウサ

中学校によっては、1つの授業を3人体制で行うような学校もあります。(教育困難校など)

メインの指導が違う

中学校は「生活指導」がメインであるといえます。授業よりも、部活動よりも、生活指導です。

学校によっては、授業のない空き時間も教室の前で「見張り」をしながら仕事をしなければいけないという事もあります。男の先生は授業を犠牲にして生活指導にあたることもしばしば・・・。

高校は「進路指導」がメインであるといえます。ただ底辺校だと中学校と同様に「生活指導」がメインになってきます。

偏差値が高くなるほど「進路指導」の割合が高くなります。高偏差値の高校が楽なのでは?と感じる方もいると思いますが、自分自身が一般入試でそこそこの大学に入っている人は楽だと思います。しかし、推薦入試で大学に入っている人は進路指導はもちろん教科指導でも苦労します

どちらの指導にやりがいを感じるのかも選択ポイントになると思います。

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教科内容の難易度が違う

これも当たり前だろ!と言われそうですが、圧倒的に中学校の内容の方が簡単ですし、内容が少ないです。

低学力層のことも考えて、プリント学習を行わせることが多い(問題をあらかじめプリントに載せておいて、ノートに書かせる時間を節約する)のが定番です。

高校の内容は自分自身がきちんと理解していないと高学力層の生徒に教えることはできません。

国公立大学の過去問を教えて欲しい・・・そんな生徒の要望に答えられるような知識を持たなければ、高校の教員として教科指導をするのは厳しいでしょう。

ウサ
ウサ

高校で働いていると、自分のレベルを超えた問題を質問してくる生徒がいるので、その時は考える時間をもらって調べて対応します。

授業時間数が違う

これも、高校教員から中学校教員にうつったときに驚いたことです。中学校教員はだいたい週20時間、1日あたり4時間の授業を行います。つまり1日あたりの空き時間は2時間です。

それに対して、高校教員はだいたい週16~18時間、1日あたり3~4時間の授業を行います。1日あたりの空き時間は2~3時間です。

「大差ないよね?」と思われるかもしれませんが、週あたり2~4時間の差というのは、授業のない時間に他の仕事をこなさなければいけない教員にとってかなり大きいです。

勤務時間の平均が違う

これは上の授業時間数が違うことも起因していますが、平均してみると中学校教員の方が勤務時間は長いです。(任されている部活動にもよりますが)授業時間数が多いと仕事を放課後にやるしかなくなるので、必然的に残業時間が増えます。

部活動については、中学校より高校の方が活動時間や活動日数が多く、活動が活発な部活の顧問になると年中無休なんていうことも・・・。

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この記事を書いた人
うさみ

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によってスポーツパフォーマンス、パートナーシップ改善、子育てや教育、ビジネスに活かす方法を発信します!

何か1つに特化したら?という話も頂きますが、結局は
「どれも同じ理論」なのです。

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